御坂「紛らわしいのよ……ばか」【禁書目録】

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/02(日) 03:25:31.58



御坂「アンタ……今、……何て言ったの?」



上条「うん、だからな……」

上条「……付き合って欲しい……です」


御坂「……」

上条「……」


御坂「……そ、そんな事、急に言われても」カァァ


上条「そ、そうだよな、いきなりすぎた……よな」カァァ



御坂「……なーんてね」


上条「へ?」


御坂「アンタの事だから、どーせ特売に付き合ってくれとか、そう言うことなんでしょう?」

上条「いや……違いますけど」

御坂「分かってるわよ、それくらい。アンタは無自覚でそーいう言い回しをする奴よね」


上条「いや……あの」


御坂(まったく、私の気持ちも知らないで……紛らわしいんだから……)




5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/02(日) 03:30:35.07



御坂「いいわよ、付き合ってあげる」


上条「えっ!! マジで?」


御坂「ええ、そうと決まったら、さっさと行きましょう?」


上条「……へ? どこへ?」


御坂「スーパーよ、特売に行くんじゃないの?」


上条「いや、だからそれは……」


御坂「今日は卵が安いのよね……確か、1パック50円だっけ?」


上条「御坂の勘違い……って安っ!!」


御坂「ほら、早くしないと売り切れちゃうわよ?」


上条「お、おう」



6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/02(日) 03:41:46.62
――――
―――

御坂「無事に買えて良かったわね?」


上条「おう……あ。俺が持つよ」

御坂「ダメ。アンタが持ってたら、卵 割れちゃうじゃない、私が持つわよ」


上条「…………頼む」


御坂「うんっ」ニコッ


上条「……」


御坂(えへへ、コレでコイツの家まで一緒に帰る口実が出来たっ)


上条(何がいけないんだ……なぜ気持ちが伝わらない)


御坂「卵って便利よねー、安くて高タンパクでおいしいし……」


上条(そうか、俺は大事なことを伝え忘れているじゃないか!!)


御坂「オムライスとかも美味しいけど、シンプルに卵焼きとかも……」


上条「み、御坂っ!!」


御坂「!?」


上条「す、好きなんだ!!」


御坂「ええ、私も好きよ?」


上条「えっ!!」ドキッ


御坂「卵焼きの事でしょ?」


上条「えっ」


御坂「やっぱシンプルが一番よね。アンタは甘いのと塩どっちが好き?」


上条「え……あー……甘くない奴かな」


御坂「ふーん、そうなんだ、甘くない方が、好きなんだぁ………」


上条「……」


御坂「わ、私も。どちらかと言えば、甘くない方が好きだなぁ……」


上条「そ、そっか……」


御坂「気が合うね……私達……なんて」カァァ


上条(なぜ気持ちが伝わらない……)


7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/02(日) 03:50:57.16


上条(もしかして、言い方が分かり辛いのか?)


御坂(なーんて、コツコツアピールしても、コイツには通じないわよねえ……)


上条(よし、今度は分かりやすく、簡潔に言うんだ!)


御坂(コイツは鈍感だから、ハッキリ伝えなきゃ。…………そんな勇気…無いんだけど)ハァ


上条「み、御坂っ!!」


御坂「っ」ビクッ


上条「あのな、……俺はお前のことが好きなんだっ」


御坂「っ!!」ドキッ


上条「……」カァァ


御坂「えっと……その」カァァ


上条「だから……俺が言いたいのは……」


御坂「わ、分かってるわよ!」カァァ

御坂「どうせっ友達として好きって、言いたいんでしょ?」


上条「は?」


御坂「分かっているわよそんな事っ……紛らわしいのよアンタっ」カァァ


上条「えぇぇ……」




9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/02(日) 04:02:13.71


上条「……行動で示さなきゃ……伝わらないのか?」


御坂「も、もう……私の気も知らないで……」ブツブツ


上条「……み、御坂」ゴクッ


御坂「な、何よ?」



チュッ



御坂「っ……」カァァ


上条「……」カァァ



御坂「な……何て事するのよ……アンタ」カァァ


上条「す、スマン」


御坂「いきなり……ほっぺに キ、キスするなんて……何考えてんのよ……」カァァ


上条「本当に悪い。でも、こうでもしないと、俺の気持ち……伝わらないから」


御坂「……だ、大丈夫よ」


上条「!!」


御坂「大丈夫、私は勘違いなんてしない。……だって、アンタは……そんな気なくても、平気でそーいう事出来る奴よね。分かってるんだからっ」


上条「俺、どんな奴だって思われてんのっ?!」ガーン




10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/02(日) 04:09:02.71



御坂「アンタが私の事を……欧米式の挨拶をしてしまうほどフレンドリーに思ってくれてるのは嬉しい」


上条「あ、そう受け取っちゃうんだ」



御坂「でもね……ごめん、私はアンタの事、友達として見れない」


上条「えっ」


御坂「……だって」

御坂「だって私は……ずっとアンタの事…………」



上条「……お、俺の事?」ドキドキ



御坂「~~~~~~~っ」カァァ
御坂「っ……ここまで言えば。鈍感のアンタにだって分かるでしょ?」


上条「は?」


御坂「……も、もう、知らないっ」ダッ


上条「えっ……御坂? みさかあああああ!!」




11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/02(日) 04:21:09.17

上条「俺のこと、……友達として見れない……」

上条「……つ、つまり」


上条「俺のこと、……友達としても見れないほど……嫌いなの……か?」


上条「…………不幸だ」



****


【常盤台中学女子寮】



バタンッ


白井「おや、お帰りなさいませ、お姉様……お姉様?」


御坂「……」ハァ ハァ


白井「……お、お姉様?」


御坂「ついに……」


白井「は?」


御坂「ついに、伝えちゃったぁ……」カァァ


白井「……えっと?」


御坂「どうしょう黒子、ついに伝えちゃったよぉぉっ」


白井「……とりあえず、お姉様は何故、卵を持っていますの?」


御坂「えっ?……ヤダ、いっけないっ。私ったら卵、持って来ちゃった☆」


白井「は?」


御坂「もぉ、ドジなんだから……でも」

御坂「また逢える口実が出来ちゃった☆」エヘッ


白井「どちら様ですの?」










御坂「紛らわしいのよ……ばか」
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